蜂の子の効果効能

蜂の子でメニエール病を改善しよう!

蜂の子には、メニエール病の症状を予防、改善する効果があります。
ここでは、蜂の子に含まれているどのような成分がメニエール病に効果があるのかを説明します。

メニエール病とは?

メニエール病とは、耳の内側のリンパ液が増えて、水ぶくれの状態になることです。

メニエール病は、ぐるぐる回るような感じのする回転性のめまい、頭痛、低音が聞きづらくなる難聴、吐き気、などの症状が10分~数時間程度、繰り返し起こるのが特徴です。

メニエール病の原因


メニエール病の原因は、はっきりとはわかっていませんが、ストレス、アレルギー、免疫力の低下、睡眠不足などが引き金となる場合が多いことが判明しています。

なぜリンパ液が増えるのかは判明していませんが、先進国の人に多く発展途上国の人に少ないので、ストレスが大きく関係しているのではないかと考えられています。

また、メニエール病は、季節の変わり目や雨の日などの気圧の変化が起こると発作が起きやすいです。

蜂の子には、ストレスの予防、改善、免疫力向上、安眠効果、などメニエール病の引き金となる症状を予防、改善する効果が含まれています。

メニエール病の予防、改善に効果がある蜂の子の成分

トリプトファン

必須アミノ酸のトリプトファンは、心身を安定させ、こころにやすらぎを与える働きがある神経伝達物質の「セロトニン」の材料になります。

セロトニンは、イライラや不安、恐怖、怒りなどの感情を引き起こす、ストレスホルモンのノルアドレナリンや嬉しいと感じた時に分泌されるドーパミンなどの分泌を抑制してストレスを軽減します。

また、セロトニンは、体内時計を調節して同じ時間に眠くなるようにする効果があるメラトニンの材料になるので、トリプトファンは不眠の予防、改善にも効果があります。

チロシン

非必須アミノ酸のチロシンは、積極的に活動する時に分泌されるドーパミンや、気力を充実させるノルアドレナリン、血糖値を上げたり、痛みを軽減したりするアドレナリンの材料となるので、ストレスを軽減し、精神の疲労を回復する効果があります。

ビタミンB1

ビタミンB1は、別名を神経ビタミンともいい、神経の働きをスムーズにすることによって、ストレスを軽減する効果があります。

パントテン酸(ビタミンB5)

ビタミンB群のひとつのパントテン酸は、ストレスを感じた時に分泌される副腎皮質ホルモンの合成に必要な物質なので、ストレスの軽減に役に立ちます。

カルシウム

ミネラルのひとつのカルシウムは、マグネシウムと一緒に緊張や興奮を抑えて、精神を安定させて、ストレスを軽減したり、不眠を予防、改善したりします。

また、カルシウムとマグネシウムは、お互いに効果を高めあう作用があるので、カルシウム2に対してマグネシウム1の割合で摂取すると、さらに効果が高くなります。

マグネシウム

ミネラルのひとつのマグネシウムは、カルシウムと同様に神経の興奮を抑えて神経を安定させる効果があるので、ストレスや不眠の予防、改善に効果があります。

亜鉛

亜鉛は、深く眠っている状態のノンレム睡眠の時間を延ばす働きがあるので、睡眠の質を高めて不眠を予防、改善します。

また、アスタキサンチンという天然の色素を同時に摂取すると、よりノンレム睡眠の時間を長くすることが研究で判明しています。

メニエール病の症状を改善する蜂の子の実験、研究結果

みつばち健康科学研究所の実験で、蜂の子には、メニエール病の原因や症状を改善する次の働きがあることが判明しています。

蜂の子でメニエール病を完治させることは難しいですが、症状の緩和や引き金となる原因を改善するために役立つと考えられます。

耳鳴りを改善したり、聴力が改善したりする

実験では、耳鳴りの症状がある難聴者を2つのグループに分け、片方は酵素分解された蜂の子(たんぱく質があらかじめ酵素で分解されているので吸収されやすくなっている蜂の子)を、もう片方は、偽薬を摂取しました。

その結果、蜂の子を摂取したグループは、耳鳴りに関する自覚症状(つらい、制御できない、鬱になる感じ)が軽くなったことが判明しました。

また、偽薬を飲んだグループは聴力が低下していたのに対し、蜂の子を摂取したグループは、聴力の低下が認められませんでした。

さらに、日常会話でよく使われる「か」、「さ」、「た」の子音にあたる周波数が聴きとりやすくなっていたことも判明しています。

この実験で、蜂の子は、メニエール病の症状の耳鳴りを改善し、聴力の低下を防ぎ、日常会話によく使われる音域の聴こえをよくする効果があることが判明しています。

ストレスを予防、改善する

副腎皮質ホルモンのひとつの「コルチゾール」はストレスを感じると分泌量が増えます。
上記の実験で、摂取前と後に血液検査を行ったところ、蜂の子を摂取したグループは、コルチゾールのが減っていることがわかりました。

ですので、蜂の子にはストレスを予防、改善する働きが考えられます。メニエール病の発作や症状が起きる原因の一つはストレスと言われていますので、この働きはメニエール病の症状緩和に効果的と言えます。
また、コルチゾールは、加齢によっても増えるので、加齢による難聴を予防する効果も期待されます。

免疫力をアップする

みつばち健康科学研究所では、蜂の子のNK細胞に対する効果の検証も行っています。

NK細胞とは、ウイルスを攻撃する細胞で、ウイルスに感染した初期に働くので、NK細胞が活性化すると感染症を予防したり、感染しても早期の状態でくいとめることができます。

平均年齢67.5歳の男女12人が、蜂の子を2週間摂取したところ、摂取前は標準以下だったNK細胞の活性値(NK細胞が対象となる標的をどれくらい攻撃したかの数値)が基準下限値(基準の一番下の数値)を大きく上回ったことが判りました。

ですので、蜂の子を摂取すると、NK細胞が活性化し、免疫力が向上することが判明しています。免疫力の低下もメニエール病の症状を起こす引き金と考えられているため、蜂の子の免疫力を高める効果は症状を抑制する効果が期待できます。

おわりに

蜂の子は、ストレスを軽減したり、免疫力を上げたり、聴力を回復したりする効果があることが実験で判明しています。ですので、蜂の子は、ストレスや免疫力の低下、睡眠不足が引き金となって起こるメニエール病の予防や改善に効果があります。メニエール病は、特効薬はありませんが、早期に対策すると早く症状が改善されるので、めまいや耳の聴こえが気になる人には蜂の子をお勧めします。ただし、蜂の子は薬ではないので、症状の改善が見られない場合は、早急に医師の治療を受けてください。

参考:「メニエル病に蜂の子が効くらしい!

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