蜂の子の効果効能

蜂の子は鬱病(うつびょう)にも効く!

蜂の子には、鬱病を予防、改善する効果があります。
ここでは、蜂の子に含まれているどの成分が鬱病に効果があるのかを説明します。

鬱病とは?

鬱病とは、憂鬱(ゆううつ)な気分、落ち込んだ気分、意欲がない、喜びが感じられない、眠れない、などの症状が続いて、日常生活に支障がでる病気です。

鬱病の原因

鬱病の原因や発症のしくみは未だにはっきりとはわかっていませんが、性格、さまざまなストレス、引っ越しなどの環境の変化、栄養の過不足、寒暖や気圧の差、親しい人との別れ、などが複数重なったことが原因と考えられています。

鬱病のしくみは、上記に挙げたことが原因となり、脳内にある、セロトニンなどの神経伝達物質(さまざまな情報を伝える物質)がうまく働くことができなくなって、鬱病の症状が発症する、と考えられています。

蜂の子は、鬱の原因となるストレスを軽減したり、栄養を補充したり、発症にかかわるセロトニンの生成を促したりする働きがあるので、鬱の予防、改善に効果があります。

鬱病の予防、改善に効果がある蜂の子の成分

トリプトファン

セロトニンは、「幸せホルモン」とも呼ばれ、脳内の情報を細胞から細胞へ伝える伝達物質のひとつで、心身を安定させる働きがあります。

必須アミノ酸のトリプトファンは、このセロトニンの材料となるので、トリプトファンが増えるとセロトニンも増えて、やる気がでたり、不安や恐怖などの感情を抑えます。
また、セロトニンは痛みを抑える働きもあり、セロトニンが不足すると痛みが増して、ますます意欲が低下してしまいます。

さらに、セロトニンは、睡眠ホルモンと呼ばれ、体内のリズムを整えて、入眠しやすくする作用があるメラトニンの材料にもなるので、不眠の予防、改善に効果があります。

トリプトファンが不足すると、セロトニンもメラトニンも生成できないので、トリプトファンは鬱や鬱の原因となる不眠を予防、改善する効果があります。

ビタミンB1

ビタミンB1は、神経ビタミンとも呼ばれ、脳のエネルギーになるブドウ糖の生成を助ける働きがあるので、不足するとイライラ感や集中力の低下が起こり、憂鬱な気持ちになったり、意欲が低下したりします。

パントテン酸(ビタミンB5)

人間の身体は、ストレスを感じると、ストレスに対抗する働きがあるホルモンのコルチゾールやアドレナリンを分泌します。

パントテン酸は、コルチゾールやアドレナリンを生成するのに必要な成分です。

カルシウム、マグネシウム

ミネラルのカルシウムとマグネシウムは、緊張、興奮、不安、イライラなどを抑えて、精神を安定させる働きがあります。

また、この2つはカルシウム2、マグネシウム1の割合で一緒に摂取すると、より効果が高くなります。

亜鉛

ミネラルのひとつの亜鉛は、ビタミンB6と同じで、セロトニンを合成する時に必要な物質です。

おわりに

蜂の子には、鬱病の予防や改善に効果が高いセロトニンの材料となるトリプトファンや亜鉛が含まれています。また、トリプトファンを含む9種類の必須アミノ酸は、それだけを摂取するより、全てを摂取した方が効果が高くなりますが、蜂の子には、全て含まれています。また、蜂の子は栄養価も高いので、鬱の原因のひとつとなる栄養の不足にも効果があります。

参考:
鬱病対策と改善の効果あり!蜂の子とうつ病の関係を徹底解説
蜂の子はうつに効く」 「うつ病に蜂の子が効く?

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