蜂の子で貧血を改善しよう!
蜂の子には、貧血を予防、改善する効果があります。
ここでは、蜂の子に含まれているどのような成分が貧血に効果があるのかを説明します。
貧血とは?
貧血とは、血液中の赤血球に存在するたんぱく質の一種のヘモグロビンが不足して、体内の酸素が不足した状態のことです。
貧血の種類
貧血には大きく分けて4つの種類があります。
- 鉄欠乏性貧血・・・赤血球の主な成分の鉄が不足してヘモグロビンが減少して起こる貧血
- 巨赤芽球性貧血(きょせきがきゅうせいひんけつ)・・・ビタミンB12や葉酸が不足して起こる貧血
- 溶血性貧血(ようけつせいひんけつ)・・・外的刺激により赤血球が破壊されて起こる貧血
- 再生不良性貧血…骨髄(骨の中にある血をつくる柔らかい組織)の働きが衰えて起こる原因不明の貧血
蜂の子には、これらの貧血の中の鉄欠乏性貧血と巨赤芽球性貧血に効果がある成分が含まれています。
貧血の予防、改善に効果がある蜂の子の成分
鉄
ミネラルのひとつの鉄は、赤血球の中のヘモグロビンの材料となり、身体中に酸素を運んでいます。
体内の鉄の7割がヘモグロビンの材料に使われているので、鉄が不足すると赤血球が減り、貧血になります。
鉄は、肉や魚などの動物性の食品に含まれているヘム鉄と、野菜や穀類に含まれている非ヘム鉄の2種類があります。
鉄はもともと吸収率が低く、平均の吸収率は約10%ですが、非ヘム鉄が約5%なのに対してヘム鉄は約15~20%もあります。
また、鉄は、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂取すると吸収率が上がります。
蜂の子には、ヘム鉄が豊富に含まれている上にビタミンCとたんぱく質も含まれているので鉄欠乏性貧血の予防、改善に効果が高いです。
亜鉛
ミネラルのひとつの亜鉛は、赤血球の膜を作るたんぱく質の材料になるので、亜鉛が不足すると丈夫な赤血球をつくることができません。
亜鉛が不足してできた赤血球は脆(もろ)く、血管を通る時に壊れてしまうので、亜鉛が不足すると貧血になります。
亜鉛は、鉄と同じくビタミンCとたんぱく質を同時に摂取すると吸収率が上がります。
ビタミンC
ビタミンCは、鉄を吸収されやすい状態にする働きがあるので、貧血の予防に効果があります。
まとめ
蜂の子に含まれている鉄は吸収率の高いヘム鉄なので、鉄欠乏性貧血の予防、改善に効果があります。亜鉛や鉄は貧血の予防、改善に大きな効果があり、ビタミンCとたんぱく質は亜鉛や鉄の吸収率をアップしますが、蜂の子にはこれらの成分が全て含まれています。
参考:「蜂の子で貧血を改善」